将来に希望持てますか?
冬くらいにhisukeさんのブログ でお友達がコメントで
これ読め!って勧めてて、
私も読みたいなぁと図書館に予約して・・・
先日やっと借りる事ができました。
「希望格差社会」
こんなに待ったの初めて・・・。
- 山田 昌弘
- 希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く
折りしも、最近始まったドラマ「女王の教室」や「ドラゴン桜」などに
象徴されているように今の日本はほんの一握りの人だけが
特権を持てる社会になりつつあるのだろう・・・。
この本の著者山田 昌弘さんは、
今、日本は将来に希望が持てる人と
将来に絶望してる人に分裂していく過程にあるのでは・・・と考えていて
これを「希望格差社会」と名付けている。
猫も杓子もブランド品や高級車を持っている反面、
希望格差が拡大している・・・。
フリーターやパラサイト・シングル、少子化といった現象や
終身雇用などの安定要素がなくなってきた仕事や
どんどん変化を遂げる家庭のあり方などの切り口から
導かれるものは・・・絶望?現実逃避?
教育も学力低下・不登校・非行・・・などいろいろ
問題はありますが、これからは超高学歴フリーターが出現しそう・・・
というくだりには・・・愕然としました。
これを読んで・・・ちょっとどんよりしてしまいました。
努力が報われない社会は・・・嫌だ~!!
こうなってしまったのは、社会の構造を面倒くさいと勉強しないで
知らなかった自分の責任でもあるし、
娘には、いろんな事教えていきたいです。
物質面では負け組みでも、精神面では勝ち組であってほしいから。